産後ダイエットにヨガを選ぶメリットとデメリット

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ヨガはウェイトトレーニングのように筋肉を激しく使う事もなく、マラソンや水泳のようにエネルギーを沢山使う事もない気軽なストレッチというイメージがあり、スポーツクラブや専門のサロン、サウナや岩盤浴、そして自宅で行う宅ヨガまで幅広く人気があります。

元々は古代インドにおいて宗教的な精神の鍛練のために起こった行法として始まり、日本でもおなじみの座禅も1つのヨガの行法です。

ヨガが世界的に普及したのは1990年代で、スピリチュアルな意味合いとともにフィットネスとしてアレンジされた事でハリウッドのセレブ達に受け入れられ、新しいカルチャーの仲間入りをしました。日本においてはアメリカのセレブ達の間で人気に火がついた後、綺麗なボディラインを目指す女性から体力に自身が無い年配層まで幅広く人気が出て、今ではすっかりと一般的なフィットネス・ストレッチとして定着しています。

ちなみにヨガの種類としては、日本でもアレンジされて浸透した「ハタヨガ」、古典ヨガとも言われるラージャヨーガ、修業的な要素がメインのカルマヨーガ、宗教的なバクティヨーガ、叡智を鍛錬するジュニャーナヨーガなどの伝統的なヨガが基本となります。

そして最近ではハタヨガが進化して出来たフィットネス要素がメインのパワーヨガ、インドの気候のような場所で行いデトックスが期待できるホットヨガなどが盛んに行われています。

さらにそこから派生したオリジナリティの強い用途別ヨガ(座ったままで行うヨガやマタニティ、産後、ペットと行うヨガ他)が気軽さと体質改善・リフレッシュ目的でとても人気があります。

マタニティヨガと産後ヨガの違い

妊娠中、そして産後の体調改善やストレス緩和にマタニティヨガそして産後ヨガが人気です。

どちらもサロンやスポーツクラブ、婦人科クリニック、カルチャーセンターといった場所で気軽に行う事が出来ますし、基本がわかったら自宅でも実践できるのでお勧めです。

では、妊娠中のマタニティヨガと産後ヨガの違いはどんな違いがあるかというと、マタニティヨガは一言でいうと「出産時にリラックスしやすい体作りと産後の体力回復サポート、妊娠中のリフレッシュや健康維持のためのヨガ」と言えます。

そして、産後ヨガとは、「出産後の体力回復、出産によって開いた骨盤を矯正する作用、ストレスの緩和、育児による肩こりや腰痛の緩和」等を目的としています。

なお、産後ヨガには赤ちゃんをマッサージしたり、抱きかかえて行う、赤ちゃんとのスキンシップをプログラムに含んだタイプもあるので、赤ちゃん同士、ママさん同士の交流の場としても人気があります。

産後ヨガの特徴

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産後ヨガの特徴は「体力回復」「体の矯正」「ストレス緩和」「不調の緩和」をメインに行うため、激しい動きをせず体に負担がかからないのが特徴です。

ですから長時間の赤ちゃんの抱っこや授乳で疲れた身体のリフレッシュや血行促進のために、体を伸ばすポーズ、肩回り・腰回りをゆっくりと時間をかけてほぐすポーズ、足の浮腫み・冷えの改善を目的としたポーズ等を左右対称に行う事で体のゆがみを改善し、骨盤矯正も同時に行います。

また、ゆっくりと自重をかけて行うヨガは内蔵に適度な刺激を与えたり、無理せずに筋力を付けるため代謝アップ効果やホルモン分泌促進、リラックス作用、安眠作用も期待でき育児時の自律神経の調整や産後太り解消も期待できます。

産後にヨガへ行きだす人は多い

余談ですが、わたしの周りにも産後ダイエットという意味合いでヨガを始める人が多いです。

ダイエットも兼ねているため、ヨガよりもホットヨガが多い印象。しかし、ホットヨガはヨガというよりはフィットネスのような間隔で通っているような感じですね。そこまでダイエットを意識しているようには思えません。

最近では色々なホットヨガスタジオも増えてきており、わたしが住んでいる関西でも増えてきていると思います。

何度かホットヨガへのレッスン体験した経験はありますが、あれで痩せるとは思えません。ただし、汗はとてもかきますね。

わたしが参考にした大阪のホットヨガの体験をまとめてくれているこちらのサイトでも、ホットヨガがダイエットに直接つながらことを助言しています。

数年にも渡りホットヨガを続けている方が言うと説得力があります。

そういった意味でも、産後にヨガだけで痩せる!ダイエットをするという考え方は正したほうがいいと思います。

産後ヨガをするメリット

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出産後は一日中家にこもり、育児だけで一日が終わる事も多くなり、眠いのに寝る事が出来ない等、どんどんとストレスがたまりやすい環境に置かれてしまいます。

そこで産後ヨガを行う事で皆さん一番感じるのがストレス解消です。

ヨガは内蔵各器官を刺激し、ホルモンを分泌させる作用や体をねじる事で自律神経の働きも整えてくれますが、基本となる「呼吸法」が最もストレスに効果を発揮します。

ヨガの呼吸法とは、「腹式呼吸・胸式呼吸・肩鼻呼吸・ウジャイ呼吸・カパラバティ呼吸・シータリー呼吸」といった沢山の呼吸法があり、特に一般的なヨガで用いられるのが腹式呼吸です。腹式呼吸はお腹を膨らませて息を吸い、息を吐くときにお腹をへこませるため副交感神経を活発にしてリラックス効果を得られます。

そこで、心療内科で行う自律神経失調症やパニック障害などの対処法としても知られており、サウザンプトン大学ではヨガ呼吸法を週に5回20分行う事でお薬が効かなかった不安神経症の患者さんの心身の症状を減らせたという研究結果も出ているほどです。

なお、ヨガの腹式呼吸の基本は、お腹に手を当てゆっくりと体の中の空気を全部吐き出すようにし、次に新鮮な空気を鼻からゆっくりと3秒ほどかけて体内にタップリとお腹を膨らませながら取り込みます。

もしうまく行かない場合は、わざとお腹を出したり、引っ込めたりしながら空気がたまるのを意識して呼吸を行うと良いでしょう。

これを実際のポーズの間も行い、表面的な体の動きとともに、呼吸による内臓圧迫と開放を繰り返す事で精神的な作用の他にも、内蔵の活性化・インナーマッスルの強化・血流アップ・デトックス・免疫アップなど様々な作用をもたらします。

このような意味から、ヨガ呼吸法を日頃から意識する事でヨガのポーズを取らなくてもある程度の効果を得られます。

さらに育児以外にも日常生活で不安やストレスを感じたり、浮腫み冷えなどを感じたならば、ヨガ呼吸を何度か行うと症状が緩和され、ある程度の即効性も期待できます。

産後ヨガの注意点

産後ヨガを行う際の注意点としては、出産後すぐは子宮の戻り具合や会陰の回復具合もありますので、自己判断でヨガを始めずに必ず医師に相談してから始めましょう。

特に赤ちゃんと一緒に行うタイプの産後ヨガの場合は、赤ちゃんの状態も医師に確認してから行う事が第一です。

デリケートな時期ですので、十分注意してください。

また食事の後に体を動かした方がエネルギーを消耗して効果があると思っている方も居ますが、一般的なヨガと同様に、食後2時間以内にヨガを行わない事、そして心臓に負担をかけすぎてしまうので入浴前後にヨガを行わない事も大事です。

他にも、スポーツやトレーニング同様に筋肉痛が出る場合があります。このとき、筋肉痛のままヨガを行う人がいますが、これでは効果がありません。

筋肉痛が出た時は筋肉を修復するために栄養をたっぷり摂って(適度な炭水化物とたんぱく質、ビタミン類)、痛みが治まってからヨガを行う方が良いでしょう。

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